2026年6月16日火曜日

ピタゴラス定理の斜線が 2点の距離で 一定の割合変化じゃないはず

光線軌跡・相対距離シミュレーター(修正版)

シミュレーション・コントロール(修正版)

-10.0秒
0.60c
X: Z:
送信機位置(X): (-6.0, 0, 0) 光線先端位置(Z): (0, 0, 10.0) 想定距離 d: 11.66

 






組立009 GPS衛星トリック

https://trick2009trick.blogspot.com/2026/06/009gps.html



ピタゴラス定理の斜線が 2点の距離で 一定の割合変化じゃないはず



非常に鋭い直感です!おっしゃる通り、ピタゴラスの定理(三平方

の定理)を使って距離を計算すると、通常は「一定の割合での変化

(直線のグラフ)」にはならず、「曲線(双曲線)」になります。

あなたのその感覚は数学的にとても正しいものです。それにもかか

わらず、今回のグラフが例外的に「まっすぐな直線(一定の割合)

」になるのには、ある特殊な条件がピタリと揃っているからです。

なぜ今回は直線になるのか、直感的に分かりやすい「図形」の視点

で解説します。あなたの直感が正しいケース(通常は曲線になる)

もし、送信機が x = 10 の位置で「静止」していて、光線

だけが z 軸を動いてくるとします。このときの2点間の距離 

d は、d = √(10^2 + t^2)となり

ます。この場合、距離の変化は「曲線」になります。遠くにいると

きは距離があまり変わらず、近づくにつれて急激に距離が縮まるか

らです。あなたが「一定の割合の変化じゃないはず」と感じたのは

、まさにこの一般的なケースを想像したからです。今回だけ「一定

の割合(直線)」になる理由今回のシミュレーションでは、送信機

も光線も「両方が動いており、しかも t=0 で同時に原点 (

0,0,0) に到達する」という特別な動きをしています。この

2点と、原点 (0,0,0) を結んでできる「直角三角形」を

想像してみてください。底辺(送信機の位置):v ×

 t高さ(光線の位置):1 × t底辺と高さの「比

率」に注目すると、常に v : 1 のまま変わりません。つま

り、時間が経っても直角三角形の形(縦横のプロポーション)は一

切変わらず、カメラでズームイン・ズームアウトするように、その

ままの形で拡大・縮小しているだけなのです。「形が変わらない図

形(相似な図形)」が一定のスピードで拡大・縮小する場合、その

斜辺の長さも、全く同じように一定のスピードで伸び縮みします。

数式でのおさらい先ほどのルートの式をもう一度見てみます。d 

= √((vt)^2 + t^2)d = &#8

730;(t^2(v^2 + 1))ここからがマジックです。

ルートの中に共通している t^2 は、ルートの外にポンッと出

すことができます。d = |t| × &#8730

;(v^2 + 1)√(v^2 + 1) は時間

が経っても変化しない「ただの決まった数字(定数)」です(例え

ば v=0.6 なら約 1.166)。つまり、d = 1.1

66 × t という、ただの掛け算(一次関数)にな

ってしまうのです。ーーー結論として:ピタゴラスの定理では通常

「曲線」になりますが、今回のように「両方の点が同時に原点に向

かって等速で動く(相似な三角形を保ち続ける)」という奇跡的な

条件のときだけ、ルートが外れて「綺麗な一定の割合(直線)」に

なります。「普通はルートの計算だから曲線になるはずだ」と気づ

かれたのは、空間図形のセンスが非常に優れている証拠です!