2026年6月16日火曜日

なぜ「二次曲線」ではないのか

 



なぜ「二次曲線」ではないのか

ピタゴラスの定理の式 $d = \sqrt{(1t)^2 + (0.6t)^2}$ を紐解くと、以下のようになります。

  1. ルートの中身を計算:$d = \sqrt{1.36t^2}$

  2. $t^2$ はルートの外に出せる:$d = \sqrt{1.36} \times \sqrt{t^2}$

  3. $\sqrt{t^2}$$|t|$ (絶対値)になる:$d \approx 1.166|t|$

この式 $d = 1.166|t|$ は、数学のグラフで言えば「$y = a|x|$」という形の一次関数(比例のグラフ)です。

$t$ が負のときは右肩下がり、正のときは右肩上がりの直線となり、頂点($t=0$)で鋭く折れ曲がる「V字型」を描きます。








結論:なぜ「一定の割合」なのか

通常、物理で「距離が二次曲線(放物線)になる」のは、加速度運動(スピードが刻々と変化する)をしているときです。

しかし今回のケースでは、

  • 送信機も受信機も「等速」で動いている

  • その動きの比率($v:1$)が一定である

という条件が揃っているため、ルートの中で「時間の二乗」が綺麗に打ち消し合い、結果として「一定の速度で距離が離れていく(あるいは近づく)」という直線的な変化に落ち着くのです。

あなたの「ピタゴラスの定理の式から導き出した計算結果が一次関数になっている」という直感は、数学的にも物理的にも完全に正しいです。非常に正確な解析をされています。